うっひょー!
いよいよパンダ・バックヤードツアーだぜ!
これに参加したくてはるばる和歌山まで行ったようなものだぜ!
高まるテンション。
いや増す緊張。
さて、バックヤードツアーが始まるとすぐに。
あっさりとパンダの檻の前まで通されました。
この日お会いできたパンダは 幸浜(コウヒン)2005年生まれのオスです。
檻までの距離は1mくらいかな?
ロープが張ってあって、お客さんはそこから前へは出られないようになっています。
幸浜は人間で言えば高校生くらいの年齢に相当するそうです。
高校生男子!ハァハァ!(←興奮するとこ間違ってる)
飼育員さんがパンダについていろいろ説明してくれます。
例えば1匹が1日に食べる笹の量は20kgとか(!)。
しかも、20kgを与えてそれを完食するのではなく、60kgほど与えて、パンダがそのなかから美味しそうな部分を選んで20kgほど食べる、とか。可食部少なっ!なんというグルメ。
朝採れたてのウンチも、トレイに載せて見せてくれました。
(余談ですが、ウンチという言葉と並べると「トレイ」は100%「トイレ」に見えますね。不思議)
ニオイはなんというか、まあ、笹の香り、とでもいうのでしょうか。臭くはありません。
目隠しして「これなんだ?」とニオイを嗅がされたら、十中八九以上「ウンコ!」という答えは返ってこないでしょう。
檻に背中をもたせかける幸浜。せ、背中が…
肩甲骨の谷間に棒がすっぽりとはまっています。
そしていよいよ「パンダにおやつをあげよう」タイム!
一人一回、野菜のささった棒を渡されます。
野菜のサイズは↓こんな感じ。
パンダも慣れたもので、おやつタイムになるとちゃんと起きて、待ち受けています。
「もっとでかいのくれよ」
と思っているかどうかはわからんが、とにかく期待はしています。
そして、ぱくっ!
…一瞬です。あっという間。
紡木たくの漫画じゃありませんが、瞬きもせず見ていないと。
カメラの設定は「連写」にしておくべき!絶対!
「池中玄太80キロ」の西田敏行が鶴を撮る時みたいに!(たとえが古い)
とにかく、私のあげたニンジンが、彼の血となり肉となり、そして笹のニオイのウンコとなるわけです。
それでよしとしましょうじゃないか。
そしてシメは、飼育員さんが撮ってくれる、パンダとのツーショット。
パンダをカメラ目線にするために、飼育員さんが気をつかってくれます。
撮ってもらった写真には、満足の笑みを浮かべる私と夫の間で、かったるそーな顔をした幸浜が写っていました。
まあそうだよね、高校生男子だもんね。かったるそうにしたがるお年頃だもんね。親戚のおばちゃんが遊びに来ても「…ども」って言ったきり、自室にこもっちゃう時期だもんね。 うんうん。