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- 2016.09.10 Saturday
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直木賞を受賞した奥田英朗氏の作品「空中ブランコ」シリーズがアニメ化されると聞いて、楽しみだったのは私だけではないはず。
第一回放送を録画して、ワクワクしながら見たんだけど…
ひどい。
なにこれ。
これが「空中ブランコ」?
サイケな色彩は見ていて頭痛がする。
ストーリーは、私は一応原作を読んでいるはずなのに、それでも何やってるかほとんど分からない。
主人公で精神科医の伊良部をWキャストにする意味が分からない。大中小三人いるとかどういうことだ。
実写の取り入れ方がどうなのよ。看護士マユミちゃんを実写にするな。ゲンナリする。
アニメなのに動かない。紙芝居を通り越している。
原作クラッシャーもいいところ。
一言で言うなら「オシャレなアニメを作ろうとしたけど、センスがないので、何もかもがだだすべり」。
クリエーターを目指す普通の人が奇抜系のものを無理やり作ったので、限度も考えずにやっちゃった感じ。
アニメで、空中ブランコで、それをやる意味があるのか!?
オナニーは仲間内でやってろ、と言いたい。
私の好きな「さよなら絶望先生」をアニメ化した制作会社「シャフト」は、奇抜な演出などで知られているけれど、さじ加減は考えられているし、センスも良いと思う。
夏にシャフトにより制作された、西尾維新原作の「化物語」などは、原作を尊重しつつ演出も凝っていて良かった。一話ほとんど動きがなく喋りばかり、という回でも退屈せず面白く見られるのは、やはりセンスゆえなのか?
たまに人物がほとんど動かない紙芝居状態の時もあるけれど、メリとハリがきちんとつけられているので全然OK!
…こういう原作クラッシャーを見ると、どうしようもなく腹が立つ。
まあ私のような一般人は、腹が立てばこうして発散も出来るけど、原作者さんはどういう気持ちなんだろう。
間違っても公共の場所で「あれは原作レイプ」なんて言えず、ただ誉めるしかできないだろうからなぁ。