こないだ電車に乗ってたときのこと。
私は長椅子の真ん中あたりに座っていた。電車の込み具合は、席は全部埋まり、立っている人がちらほら、というレベル。
私の向かいにある5人掛けの椅子も、5人きっちり座っていた。
私は、その向かい席の5人中、真ん中の女性以外はみんなメガネをかけていることに、急にふと気づいた。
「惜しい…」
よく見ると、席の隣、ドア脇の手すりにつかまって立っている人まで、メガネ。
ああ、この真ん中の女性以外、向かいで目に入る人すべてメガネだ…日本はメガネ大国だよな…しかしそれにしても惜しい、真ん中の女性もメガネだったら全員メガネになるのに…
と思いながら電車に揺られていると。
件の真ん中の女性がカバンに手を入れて、何かを探し始めた。本でも読むのかな。
しかし女性が取り出したのは本ではなかった。
その手にはしっかりとメタルフレームのメガネが握られていて、彼女はそっと両方のつるを広げ、顔に装着したではないか…!
「ビンゴーーーー! キター!」私は叫んだ(心の中で)。
真ん中の女性、ありがとう、ありがとう!
貴女のおかげで心置きなく電車を降りられます!
お元気そうで、そしてお変わりなく電車でビンゴとかやってくれてて、すごく嬉しく思います。(変?)
私のPCで”ほしひゅうま”を変換したら星ヒュ馬になっちゃいましたー。
ちぇっ。