ライオンの飼い方
非日常研究会
タイトルからしてインパクト十分なこの本。
体調が悪くて寝込む時、何故かこの本を枕元に置いておくことが多いです。
調子の悪い時はとかく楽しい夢の中におぼれたくなるもの。
この本にはライオンをはじめ、パンダ、ラクダ、アシカ、コアラ、ナマケモノ、ペンギンなどなど、まぁまずはペットにしないような動物の飼い方が載っています。
しかも基本は「ワンルームマンションで飼う」。
ワンルームマンションの室内をコンクリート張りにしてみたり、ペンギン用プールを作ってみたり、果ては親切丁寧にその改造のおおよその費用まで教えてくれます。
荒唐無稽なギャグでありながら、「ちっと挑戦してみたいなぁ」などと思わせられる、非日常に遊ぶ本です。ああ〜パンダ飼いたいっ!
話はちと変わりますが。
以前、ペットフェアに出かけた時、素晴らしいものを見つけました。
ガラス張りの水槽のようなケージなのですが、どこが素晴らしいって、通気孔がないんです。ケージの隣に空気の循環装置があって、そこで古い空気を(どうやってかはわかりませんが)新鮮なものにし、ケージ内に送るという画期的なシステムなのです。
なので室内にケージをおいても、毛も匂いも散らないというわけ。
ペットフェアではそのケージの中で、二匹のミーアキャットが元気に戯れていました。
ああ〜このシステムがあったら、喘息夫婦の我が家でも毛の生えた生き物が飼えるのになぁ〜。
なんとかこのシステムが一般家庭にも手の届くお値段になってもらいたいものです。